前回に引き続き、古文を読めるようになるのに必要な力についての記事です。
それは、

1単語力
2文法力
3古典常識力
4想像力
だと思います。
今回は、2つ目の「文法力」について解説していきましょう。
文法力
目次
スポーツでもゲームでも、できないうちは楽しくないですよね。
でも、ルールを覚え、コツをつかめば、だんだん楽しくなります。
古文も同じ。
文法を覚え、少し読めたら、少しずつ楽しくなります。
楽しくなったら、成績もあがります!
このルールに相当するのが文法です。
スポーツやゲームと古文が違うことは、ルール(文法)が多いということです(^-^;)
でも文法は理解して覚えないとどうしようもないんです…

だから、頑張って覚えようね!
ただ、文法ができるようになると、正確に読めるようになるので、ぐっと点数が伸びます!
わたしは、文法はパズルだと思っています。
例えは、助動詞「ず」の上は未然形というように、一つひとつ覚えたことをあてめていったら、前後関係がピッタリと合って、筆算の確かめ算をするかのように、本文解釈を間違えることが減ります。
戦うには、敵を知らなければなりません。
相手を分析し、重点的に叩くところを把握しておきましょう!
古文の文法を学習しようと思ったら、次のような乗り越えるべき大きなヤマがあります。

私の主観ですが・・・
①動詞の活用(難易度⭐️⭐️)
②助動詞(難易度⭐️⭐️⭐️⭐️)
③助詞(難易度⭐️⭐️⭐️)
④敬語(難易度⭐️⭐️⭐️⭐️)
⑤和歌(難易度⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️)
どこから手をつけたらいいかわからないという人は、⭐️が少ないものから勉強するといいかもしれません。
和歌は、古文の集大成です。
文法や古典常識、修辞を駆使したクイズだと私は思っています。
高校3年生の秋ごろに、和歌を自力でなんとなく解釈できるようになれば、素晴らしいと思います。
古文の文法に関しては、頑張るしかないという、あまり役に立たない記事でした(^‐^;)

ごめんね
しかし、難しくても頑張ろうと覚悟を決めたら、人は強くなれます。
みなさんが文法を勉強する手助けをこのサイトでしていこうと思います。
取り急ぎおすすめの参考書が知りたいという場合は、以下のようなものがあります。
マドンナ古文シリーズは、必要な情報を過不足なく、見やすくスマートにまとめてあるので、私は好きです。
本当に基礎の基礎ができていなくて、自分でコツコツをしたいという人には、『古典文法基礎ドリル』をお勧めします。
自力学習は、なるべく薄い書き込みノート式の参考書の方が継続しやすいです。

古文の道も一歩から。
コツコツ一緒に頑張ろう!